AviUtlからAfterEffectsへ その1【概要と目次】

概要

 AviUtlからAfterEffectsに乗り換えたい人向けに解説記事を書きます.自分自身,AviUtlを使って2年,そこから乗り換えて更に3年たちました.今まで使ってきた感触を記事で配信することで,多くの人にAeでPCをメモリ不足で落としてもらいたいと思います(?).

目次

この内容は長くなると思われますので,連載形式としてページを分けます.
また,全記事においてAviUtlとの比較を書いていきます.

  • 本企画の目次,Aeだからできること【これ】
  • レイヤーの紹介と役割
  • エフェクト紹介
  • Ae vs. AviUtl 徹底比較!
  • 付録:AviUtl,Ae用語翻訳表

では,よろしくお願いします!

Aeだからできること

AviUtlを使っている皆さんは,わざわざAeに変える必要がないのでは?と思っているかもしれません.そんなAviUtlユーザーの皆さん!動画編集をやっている皆さんにこそ,今から見せるAeの可能性に惹かれると思います!

リッチな3D表現

AviUtlでは影だけが投影されていたものがAeでは明るさも反映されます!
Image result for Aftereffects ライト

マスクによる変形

AviUtlではクリッピングするしかなかったですが,Aeではマスクという機能でレイヤーの形状を変形できます.

f:id:ShimoisFrost:20191120021246p:plain

バカルテットの下側は図形で,頭側は図形から飛び出すようにクリッピングしています.

エフェクト別キーフレーム管理

AviUtlでは一つのレイヤーに対して一通りのキーフレームしか打てません.Aeではエフェクト別に違うタイミングでキーフレームを打てます.

f:id:ShimoisFrost:20191120021904p:plain

ちなみに,再生速度もイージングできます.

フレームの補間による疑似スローモーション

f:id:ShimoisFrost:20191120022502g:plain

口がゆっくりと開いていきます.もとからこういう素材なのではなくAeで補間されています.

 

さあ,Aeで動画編集の新しい表現にしゃれ込みましょう!